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リビルドレポート

2010年9月15日(水)
フェラーリF355エンジンリビルド(その6)


コンロッドボルトの長さを予め測定します。



銀色のカムカバー

クランクシャフトを取り付けます。










ピストンを取り付け、コンロッドボルトを締め付けます。コンロッドボルトの締め付けは、トルクではなく、ボルトの伸び量で管理します。

トルクはねじ山と首下の座面のすべり具合の影響を受けるので、実際の締付力にバラツキが出ます。

ボルトは締め付けると若干伸びます。締付前後のボルトの長さの差をマイクロメーターで測定して全てのコンロッドボルトの伸び量をそろえます。
この作業により、ボルトの締付力を均一にすることが出来ます。



リビルドしたオイルポンプを取り付けます。










ブロック側が完成しました。









カムカバーは、お客様の御要望により、赤い塗装を剥がしました。